八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第5章 ページ5、喧嘩
ノゼル「水銀魔法、銀の雨」
フエゴレオン「炎創成魔法、大火炎獅子の咆哮(レオ・ルゼーナス)」
ケイト「創造魔法、焔・嵐・融合!
炎と共に舞え、紅蓮爆裂炎舞(ぐれんばくれつえんぶ)!」
ぼごぉああああああ!!!
無論、修錬場は粉砕してしまったわけだが…
ケイトの創造により、何度も復元されていった。
それから再び何度も再開し続けた結果……
3時間後
私とノゼルだけがバテ、ケイトだけがピンピンとしていた。
ケイト「自然の魔を使えば楽でしょ?」
ノゼル「…おのれ」
フエゴレオン「…流石だな」微笑
ぜえぜえと息を荒らしながら、へばる中
ケイトは平然と立っており、歴然の差を見せつけられたように感じた。
無論、その後でケイトは創造魔法で
私たちの魔力だけでなく、体力まで一瞬で全快させた。
ケイトからすれば楽しかったようで
始終意気揚々としており、帰り道でとても嬉しそうに手を握ってきた。
ケイト「凄い魔だったなあ…」
フエゴレオン「そうだな」
ケイト「いつも兄上と競い合ってるんだ」わくわく&キラキラ
フエゴレオン「ああ。
私の、好敵手だ」微笑
ケイト「ノゼルも同じこと思ってそうだね^^
今頃きっと、「負けてられん!」って修業に埋没してるよ」
フエゴレオン「ああ、そうだな。
(私も、負けてはいられないな」ふっ
帰り道、私とノゼルは同じことを想いながら
明日からの修業を、より一層厳しくしていた。