八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第5章 ページ5、喧嘩
ケイト「ノゼルって、好きなもの何?」
ノゼル「秩序と鴨のローストだ」
ケイト「秩序かー、なんか堅苦しそう。
鴨おいしいよね~」
ノゼル「お前は何だ?」
ケイト「兄上と姉上と母上と父上と赤ん坊と」
ノゼル「多いな;」
ケイト「…みんなと、笑ってられる時間かな^^
平和というよりも、幸せな時間」
ノゼル「…そうか」
二人は、先程の喧騒がなかったかのように
ほのぼのと歩きながら語り合っていた。
ケイト「と言っても
殺そうとしてきた人に対してまでは思わないよ?
今度同じようなことあったら、魔法騎士団につき出そう!
魔の使い方も完璧になってきたし!」キラン
ノゼル「ほお。
なら私の家で戦わないか?」微笑
ケイト「うん!戦うー!^^」
フエゴレオン「その前に買ったものを届けるのが先だ」
ケイト「あ、そうだった;」
そう話し合いながら歩いている中
すっかり戦う気満々なケイトに、私が言うと
すぐ理解したようで、少しだけ待ってもらうことになった。
私は赤ん坊の所にいようと思ったが
審判役に連れていきたいとケイトに言われ、付き添うことになった。
シルヴァ家に入ったのは、その時が初めてだった。
ノゼル「あがれ」
従者「荷物を」
ノゼル「いい」
それから…
私まで戦闘に混ざることになったのは、言うまでもない;