八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第19章 ページ19、異変
そして目を覚ますと、そこは修羅場だった。
ヤミ「まさか俺を狙って撃ってんじゃねえだろうな!?」目くじら立ってる
ノエル「仕方がないでしょ!制御できないんだから!」
ノエルが水をレオたちへ向けて撃とうとするも、何度もヤミにぶつかる中(消火活動か?)
レオポルド「姉上は俺のものだアア!!」
キューイ「ぎゅううううううう!!(誰が渡すかあああああ」
炎のぶつけ合いで争い合うレオとキューイにより、病室に燃え上がる炎
フエゴレオン「…;」
ミモザ「おはようございます^^」
ケイト「すーすー」
気持ちよさそうに眠るケイトと、満面の笑みで目覚めを受け入れるミモザ…
防音性の結界で守られていたとは、つゆ知らずだった……
ちなみに、ケイトはまだベッドから起き上がることができない。
立って歩くこともできないため、修業もしようがない。
しかし、魔力が凄まじい勢いで回復しつつある。
というのも、呪術魔法で吸い取られ続けていたからだそうだ。
あの当時は、本当に見ていられなかった。
悪夢に食いつくされていこうとするケイトの心に、寄り添うことしか出来なかった。
何度もうなされ、黒い棘のような魔力が出てくるのを見るまで
実際に目の前で血を吐いて倒れるまで、気付いてやることができなかった。
その負い目が、何度も…
私を、「何故もっと早くに助けてやれなかった」と問い詰めるんだ――