八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第19章 ページ19、異変
流石に私も助け船を出さねばいかんな;
フエゴレオン「レオを辱めているようにも見えるのだが;」
ケイト「可愛過ぎるのが悪いんだよ。あーもう生きてて嬉しい♪」
レオポルド「どういう意味の嬉しさなんですかあああ!!;
どう見ても辱める楽しさのように見えるんですけども!;」
ケイト「だって可愛い^^//」
レオポルド「俺はもう子供じゃありません!;」
ミモザ「まあまあ。
生きていてよかったじゃないですか^^」にっこり
レオポルド「それはそうなんだが!!;」
ケイト「っていうか、記憶が途絶え途絶えなんだけど…
私、フエゴレオンとレオになんて言ってたっけ?;意識飛ぶ前。
あんまり、よくは憶えてないんだよね;」
レオポルド「あんな思いは二度と…」ぎゅ
フエゴレオン「…」ぎゅう!
ケイト「あの…;
二人して抱き締めてこられても解らないんですけど;」汗
その日は、早朝から抱き締めてから任務へ出ていくことになった。
ケイトの魔石を狙った犯人についてはノゼルがとらえていたため、身柄が解った。
貴族で、かけられていた記憶プロテクト魔法をかけられており
ケイトの編み出した「かけられているorかけられた魔法を魔へ変換する魔法・リバース」で解いた結果、以下のことがわかった。
白夜の魔眼
クローバー王国を滅ぼすことを目的として集団。
50名ほどの魔道士で構成されている。
リヒトが6年前に結成。
リヒトを頭首に、三魔眼と呼ばれる幹部が最高戦力。
恵外界にあるアジトを転々としている。
最終的な目標は独立国家を建国すること。
テロ組織が恵外界に居ることを、私達は初めて知った。