八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第19章 ページ19、異変
それから後…
ミモザが昔に書いてくれた絵をもって、お見舞いに来てくれた。
2歳の頃のレオの幼い似顔絵を手にケイトは語った。
ケイト「この頃「兄上と姉上じゃなきゃ嫌だああ;」って泣きじゃくってて」ぷくく
レオポルド「ええええ!!・・;」
ケイト「あと私や兄上の後ろを必死にとたとたとついてきて…
まるで鳥のヒナみたいに」にこにこ
レオポルド「これ以上のご戯れはああ!!;」口塞ぎにかかる
ケイト「いやいや、話はここからですよ旦那あ」によによ
フエゴレオン「やめてやれ。流石に可愛そうだ;」
レオポルド「兄上えええ;」
ケイト「だってねえ、あんまりにも可愛いんだもん。
うちのレオは~って自慢したくなっちゃう^^♪」
フエゴレオン「気持ちはわからなくもないが;」溜息
レオポルド「兄上!!?;」
確かに、可愛かった。
あの当時のレオは必死によたよたとついて回って…
隠れればその場でしゃがみ込んで泣きじゃくっていたからな。
そう考える中、お見舞いに来たミモザが助け船を出した。
ミモザ「でも小さい時は、私も母上の後ろを必死について回っていました^^」
レオポルド「ミモザあああ!!;同士よおお!;」半泣き
ケイト「ふっふっふっ♪実はそれだけじゃないんだよねえ^^
布団に潜り込んでこられた時、私の服を掴んで離さないまま寝ちゃって
「姉上大好き^^//♪」って//」にこにこ
レオポルド「うあああああ!!!!////;」羞恥&頭抱え
ケイト「もうあの時は本当に可愛くって、額にキスして頬ずりしちゃった♪
そしたらレオも寝ぼけながらスリスリしてきたんだよねえ」にやにや
レオポルド「もう言わないで下さいいいい!!!;
どうか!!;どうかああああああ!!!!;」
ずさあああ!!(土下座)
そんな反応を見てケイトは凄く楽しそうだが…
それとは対照的にレオは非常に恥ずかしがって、泣きそうな顔をしていた。