• テキストサイズ

八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第19章 ページ19、異変





ケイト「?」

ヤミ「って待てよ…

おい。
マジで言ってんのか?笑えねえぞ」


ケイト「…?」

何が何だかわからないという顔を向けられ


ぶちっ

何かが切れた音が響き、ヤミがケイトの胸ぐらを掴んだ。



ヤミ「ふざけんなよ…おい」ぐいっ!

フエゴレオン「ヤミ!」
ヤミ「大親友じゃ、なかったのかよ!」
ケイト「……!(はっ)

ちょっと、待って…今…頭、働かせる」


そう言いながらケイトは自身の額に手を当て、魔を送り込んだ。



ケイト「…

ヤミだよね?あの散々人を笑いものにしまくった大馬鹿親友」
ヤミ「覚えてんじゃねえか!!」ばしぃ!!

ケイト「でもって何度も背をぶったたく乱暴者」じとー
ヤミ「目ぇ覚めて一番にかける声がそれかよ!;」汗

ケイト「頭がぼーっとしてて、機能してなかったんだよ。
出血やばくて脳に血が回らなかったら死んでたし、魔を使って働かそうにも余裕なかったし

今我に返って送って戻した所」

レオポルド「姉上…」じわっ


涙を滲ませるレオ達に、ケイトは目を丸くしていた。



無論私も…

一時はどうなることかと思ったわけで、その分感動もひとしおだったわけで…


気付けば涙目になっていて、視界が白ばむばかりだった。


/ 484ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp