八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第19章 ページ19、異変
ノゼルの母の妹…
つまりノゼルの叔母らしい、その女性の名はオルバと言い
赤髪碧眼の女性で、香り魔法によって香りと同化し、体内を通過できる成分と同化…
すなわち、物質に対して透過を行うことが可能らしい。
ケイトとも顔なじみで、前にキッカで共に探索していた時(292ページ参照)に出会ったらしい。
香り魔法ならではの香りで、コロンを持って帰って来ていたのを思い出す。
おまけにケイトの初対面の一言が
ケイト「私はケイト!ノゼルの大親友です!!」えっへん!
で
オルバ「っぷー!!!!!w
これからも頑張って付き合ってあげてね」ぷくくく
ケイト「頑張ります!!」にっこり敬礼
ノゼル「殺すぞ」黒&イラッ
これである。
ノゼルにとって
オルバさんはもともと取っ付きにくいというか、苦手意識を有しているらしく
紹介するのも会うのも嫌々だった。
溜息をつきながら黒いオーラに包まれるそれはまさに…
気の食わない相手と無理やり熊された時の如く……;
オルバ「あらあら…珍しい客人ね。
あなたたちは、ノゼルの大親友?^^」にっこり
ヤミ/フエゴレオン『腐れ縁だ/仕事仲間だ』きっぱり
ノゼル「異邦人は何も話すな」じろっ
ヤミ「あん?尋ねられたから答えただけだろうが」じろっ
フエゴレオン「今はやめてくれ。喧嘩している場合じゃない。
それよりもオルバさん、ケイトが呪術魔法で昏睡状態だ。
あなたの魔法なら助けられるとノゼルから聴いた。
助けてやって欲しい!」ずさぁっ!!
オルバ「いいわよ」さらり
その場で土下座しながら私は懇願した。
だが何故だろう…
もう少し渋るなりしてくれないと、土下座をした甲斐がないというかなんというか…;
嬉しいはずのそれが、複雑な心境になったのは言うまでもない…;