八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第18章 ページ18、迷宮(ダンジョン)
フエゴレオン「それは、一体…」
ケイト「それよりも道のりを知りたい」
フエゴレオン「いや、今はそれよりも;」汗
ケイト「頑張って運んでくれたんだよね!//」キラキラ
フエゴレオン「いや;」
レオポルド「そうですよね!流石兄上!//」キラキラ
フエゴレオン「あー、そのだな;」
『愛してる!^^//♪』ハグ
どこをどうツッコめばいいんだ!!!;
ことの顛末をはっきりと言い出すことも出来ず、目も合わせられぬまま何も言えなかった。
というより、二人が画策して跳びついてこなかったらここには辿り着かなかっただろう?
そもそも王都の地下に迷宮があるとは一体どういうことだ!?
本来ならどういう道のりを行った!?何故二人をどかした直後に罠が働いた!!?;たまたま触れたからか!?;
様々な疑問と憶測が瞬時にして脳内を駆け巡る中、私はそれを瞬く間に放棄した。
フエゴレオン「聞けえええええ!!!!・・」ごぉっ!!
ずごごすっ!!!!
『いだああああああああ!!;』
「2連打だドン♪」←天の声
フエゴレオン「聞きたい話があるという時に蒸し返すな!!肝心な時に!・・」怒
ケイト「でも運んでくれたから真ん前だったんでしょ?」
レオポルド「道中のことも聞いてみたいです」
フエゴレオン「それは後にしろ!!!
今は聞きたい話を聞く方が先決で」
「わしは寝てもいいか?」
フエゴレオン「すみません我慢してください!!」
レオポルド「姉上ー、この魔導具使ってみたいです」
ケイト「よぉし使おう!」
フエゴレオン「勝手に使うな!ちょろちょろ動くな!!;」
「ぐー」
フエゴレオン「寝ないで下さい!!;」
ケイト「フエゴレオンあたーくっ!^^」←目的の場所へ通り抜けるものだった
レオポルド「俺もー!^^」
どどっすぅん!!!(体当たり)
フエゴレオン「やめんか!!;」汗
「ぐおー!!」
ケイト&レオポルド『兄上大好きー!!^^//』どすんどすん!
フエゴレオン「ぷるぷる)いい加減にしろおおおおおおおお!!!!!!・・」
ごぉっ!!!!!
ぼごぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
『あ~れ~』
言うまでもなく
激昂した私の炎創成魔法・大火炎獅子の咆哮によって
三人は共に吹き飛ばされていった。
数秒後、我に返って追いかけたのは言うまでもない。