八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第17章 ページ17、二人きりの時間
ケイト「…へ?」きょとん
フエゴレオン「…ん?」
ケイト「…あったかい//」
フエゴレオン「…私が欲しいのではなかったのか?;」
ケイト「正解♪欲しい^^//」すりすり
フエゴレオン「!!///」ぼんっ!!
ケイト「くすくす)フエゴレオン真っ赤//」にやにや
フエゴレオン「そういうお前も真っ赤だろう//」ごにょごにょ
こんな反応を見るのも新鮮だな…//
ああ、ケイトにとっても
こういう反応を見るのが物珍しく、好きなのか//
まあ、かく言う私も
こういう反応を取るのは、ケイトだけだからな(なでなで)←のろけ切っている人
ケイト「フエゴレオンの手…あったかい//」
フエゴレオン「お前も温かいな//」
そうして…
気付けば、その場で15分もそうしていた。
ケイト「あ!!;山急がなきゃ!!;」あわあわ
フエゴレオン「ああ。もうこんな時間か」
ケイト「っていうかお土産も!!;」
フエゴレオン「山の幸でいいだろう?
通り道で狩っていくのならな」
それから私達は、山道を通りながら狩りをして
山の幸をたくさん集めていった。
だが…
フエゴレオン「猪まで狩ってどうするんだ…?;」
ケイト「今日の昼御飯は肉鍋だ~!^^♪」
フエゴレオン「食べるのか!!?今ここで!?・・;」
「きゅー」
そんな折、気絶させた猪の側へ、幼い猪がやってきた。
フエゴレオン「ん?…猪の子供…?」
ケイト「……昼御飯は木の実にしよっか」
フエゴレオン「そうだな。
子供たちまで死んでしまうだろうし、忍びないからな」
ケイト「お母さん、大事にするんだよ」なでなで
拙い足取りで猪へ駆け寄るうり坊をケイトが撫でている中
私は、ある存在の方が気になった。