八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第17章 ページ17、二人きりの時間
ツッコミ役曰く、相方が下痢があまりにひどく部屋で寝込んでいるとのことで
急遽として、ケイトが助っ人を頼まれたそうだ。
ケイト曰く、困っているようなので助けたかった。だそうだ。
フエゴレオン「…;
それはそうとして…
さっきから店員さんが気を使って、暖かいお茶をしきりに持ってくるんだが?;」
ケイト「…ごめん;
何度も来てもらうの申し訳ないから、きゅうすをもらう」
フエゴレオン「そういう問題ではない;」汗
ぱしっ!
立ち上がって言いに行こうとするケイトに対し、私は裾を掴んで止めた。
ケイト「う~ん;
せっかく持ってきてもらったんだから、飲もう」
フエゴレオン「まあ…
確かに相方がそれだとすると、お題はそれにするしかない。
仕方がないか;」溜息
「なんかすみません^^;」
フエゴレオン「いや、余興に漫才劇をするとは聞いていなかったが…
なかなかのものだった」微笑
ケイト「始終固まってたじゃん」ごくごく
フエゴレオン「言うな;」汗
それから後…
私達は、家族風呂の方の温泉に揃って一緒に入った。
プライベートな場所だからか、二人きりで貸切にできるのがいい所だ。
そう思って、堪能していると
ばしゃっ
フエゴレオン「やったな…」にや
ケイト「やった!^^♪」るんるん
フエゴレオン「こいつめ!」微笑
ばしゃ!!
ケイト「きゃー!^^//♪」
水をかけられ
小さい時のように、笑いながらお湯をかけ合った。
互いが、互いでいられる。
そんな空間に、凄く安心した。
と同時に、今このように、ありのままに行動できることが
とても楽しく感じた。