八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第16章 ページ16、遠征
ふと時計を見ると、朝の10時を過ぎていた。
朝ご飯を食べてから後
総まとめの試験の前にゆっくりしておくように皆に伝えてから、その後の記憶がない。
確か…頭がぐらぐらして、机に突っ伏して……
倒れるように寝ちゃったのか;
で、ベッドに運んでくれたと…;
ようやく今になって、状況が分かった(溜息)
そういえば最近忙し過ぎて寝れてなかったな。働き詰めで三日間徹夜。
休むように言われたけど、それでも気が休まらなくて必死に頑張った結果…
ケイト「で、ぶっ倒れたと;
まあ、試験は昼からだからいいけどさ;
はあああ」溜息
半分起き上がって、肘をつきながら溜息をついた。
弱ってるつもりはなかったんだけどなあ;
歳を取ったからか、徹夜がきつく感じるようになってきた;
ここのところ、フエゴレオンと連絡が取れない。
極秘任務に就いているらしいけれど、大丈夫かな?
まあ、あっちはあっちで読み取ろうとしたらやばいだろうからやめておこう。
極秘情報だろうし、むやみに詮索するのもあれだろうからな。
それから落ち着いた後…
あの出来事から得た考えを、頭で反芻していた。