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八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第16章 ページ16、遠征




あの大激突の末、なんとかハート王国に入り込んだわけだが…


フエゴレオン「もうお前達とは金輪際一緒に旅をせん!!」ぷりぷり
ヤミ「そう怒んなって。お、あれうまそうだな」

ノゼル「異邦人は黙って勝手にむさぼって死ね」イライラ
ヤミ「始終イライラしてると身体に悪いぞ?カルシウム取れや」もぐもぐ←買った
ノゼル「黙れ」イラァッ

昨年のエイプリルフールは私達も大層驚かされた。
毎年驚かされてはいるが、昨年のは類を見ない出来栄えだった。

ユリウス殿に至っては失禁ものだったらしく、沽券に係わるのだとか。



『だからと言って…

何故私情に任せて作った任務など、私は引き受けてしまったのか』イライラ←やはり嫌だ


そう思いながら道中を歩く中、怒りに駆られた。



だが…

2歳頃のケイトの写真を初めて手にし、見た瞬間に疲れも何もかもが吹き飛んだ。



フエゴレオン「はー//

(これを見るだけで癒やされる//

この世の不条理がどうでもいいとさえ思える程だ//」ぽー


天使の如く白い肌に、満面の笑みを浮かべて無邪気に笑う姿は正に…愛おしい//←幸せ絶頂



ヤミ「またご執心してるぜ。写真に」
ノゼル「若返りの魔法でもかければいい話だろう」溜息
ヤミ「あー。そういやハート王国にそんな魔法の使い手、いなかったか?」
ノゼル「いるからこれから会って頼む所なんだが?」
ヤミ「写真、俺も撮るからな」きりっ
ノゼル「私の計画にしゃしゃり出てくるな」ギロッ
フエゴレオン「すまん。私も混ぜてくれ」挙手←欲望絶頂

ヤミ「一緒に旅しねえんじゃなかったのか?」
フエゴレオン「悪かった」ぺこり
ノゼル「待て。何故私には謝らん?」
フエゴレオン「いや…私達の仲だろう?」
ノゼル「黙れ。いずれにせよ貴様等は混ぜん」
ヤミ「ええええ。しょうがねえなあ。大声でばらすか。
俺達は暗殺s
もがもががあああああ」←二人から口塞がれた

ノゼル「参戦してもいい代わりに死んでもしゃべるな」
ヤミ「いやいや、口がついてれば誰でも出すだろ」
ノゼル「なら今ここで息の根を止めるまでだ」ゴゴゴゴゴ
ヤミ「何でそこまでイラつかれなきゃいけねえのか、まずそこから話し合おうか」
ノゼル「貴様が異邦人だからだ」
フエゴレオン「とりあえず、喧嘩はもうその辺でやめてくれ;」汗←嘆願絶頂


先が思いやられる;


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