八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第16章 ページ16、遠征
ハート王国にて、ケイトが20歳になった時
隠密でこっそりと任務を言い渡された。
縁とゆかりのある者だけを集められて…
ノゼル「何故こうなった?」
ヤミ「そうイライラしなさんなって。
ぱっぱと行った方が楽しめるだろ?」
ノゼル「黙れ、異邦人」睨&イライラ
と、いうのも私とノゼルとヤミだけだが…
先程から道中で喧嘩ばかりしている;
フエゴレオン「ハート王国までもう少しだ。落ち着け」
ノゼル「王族同士として、貴様が付き添うことは赦すとしよう。
だが、問題はこいつだ」怒
ヤミ「あ?外国人ですが何か?」ほじほじ
ノゼル「何故異邦人を連れていく必要がある?」
フエゴレオン「親友だからだろう」
ノゼル「私は認めん。断じて認めん!」
ヤミ「文句があんならケイトに言え」
ノゼル「黙れ。貴様は失せろ」イラッ
フエゴレオン「ヤミも喧嘩を売るような言葉遣いはやめてくれ;」
これで何度目だ?;
移動し始めてから30回目ぐらいになるか?;
二人がずっとぶつかり合っており、少し疲れていた。
だが…
これもまた、ケイトのためだ。
そう思えば、何でもやってのけられる!!(ごぉっ!!!!)
ヤミ「何燃え上がってんだ?
やっと会えるから嬉しいのか?」
ノゼル「まだまだガキだな」溜息
ぶちっ
その瞬間、私の中で何かか切れる音がした。
フエゴレオン「そこへなおれええええ!!!!!」ごぉっ!!!!!
ヤミ「上等だ!!
ちょうどプライドの塊のせいでイライラしてたんだ!!本気をぶつけてやんよ!!!!」ごぉっ!!!!!
ノゼル「ちょうどいい機会だ。
貴様をこの世から消し去ってくれる、異邦人め!!」ごぉっ!!!!!
『決着の時だ!!!!』
どごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
その瞬間、過去最大の凄まじい噴煙が上がったという…