八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第16章 ページ16、遠征
ハート王国においては、それほど大したことはないらしい。
というのも、戦術や魔法の応用など、色々と教えているわけだが
ケイト一人がいれば一瞬で返り討ちにできるため、それに頼られているのだそうだ。
ケイトが侵略に対しての撃退を受け持っている間、ハート王国軍は修業に励み
結果として、研修のような扱いでケイトが直々に教えながら撃退したそうだ。
それから後は自分で考える力を鍛えるため
少しずつ教えることを減らしていき、大分と力が身についたらしい。
以上が経過報告で、とても充実しているらしい。
毎日電話をかけてくるため、それが喜ばしくもある。
お守りを大事に大事に身につけており、肌身離さず想っていると言われた時は…
フエゴレオン「…/////」ぼしゅー!!!!
電話越しに伝わるほど、真っ赤になっていた。
ケイト『フエゴレオンにおはようとおやすみのキスをしたいなあ^^//』にこにこ
フエゴレオン「あ…ああ//
帰ってきたら、毎日しような//」←嬉しそう
ケイト『うん//ずっとするよ?//♪』←嬉しそう
フエゴレオン「ああ//楽しみに待っている//」にこにこ←上機嫌
ただ、そんなやり取りだけで
天に舞い上がりそうになるほど、幸せを感じてしまう自分がいた。
そしてそれは、ケイトもまた同じだったようで
それを知った時は、それが本当に嬉しく、この上なく喜ばしく感じたものだ//←嬉しくてたまらない
無論言うまでもなく、ケイトが帰ってきたその日から毎日それは実現している。