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八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第15章 ページ15、喪失





~久しぶりに~



たったったっ

ケイト「レオ~!^^♪」

レオポルド「姉上~!^^♪」


何故両腕を広げながら、わざわざ私の部屋の前の廊下でやる?;



ケイト「レオ~!^^♪」
レオポルド「姉上~!^^♪」

ケイト「レオ~!^^♪」
レオポルド「姉上~!^^♪」

ケイト「レオ~!^^♪」
レオポルド「姉上~!^^♪」

ケイト「レオ~!^^♪」
レオポルド「姉上~!^^♪」

ケイト「レオ~!^^♪」
レオポルド「姉上~!^^♪」

たんっ!


ケイト/レオポルド『レオ~!!/姉上~!!』ひしっ!!

フエゴレオン「何故そんなに離れてから両腕を広げて駆け寄っていく必要がある?」


流石に耐えきれず、ツッコむと答えはすぐに返ってきた。



ケイト「わかってないな~もう!

それぐらい会いたかったってことだよ。ね?^^」

レオポルド「姉上の肌気持ちいい」すりすり
フエゴレオン「待て。まずは離れろ」ぐいっ!
レオポルド「え~;」ずるずる

ケイト「せっかく会えたのに引き離さないで!!;」ぶわっ!
レオポルド「姉上えええ!!;」ぶわっ!!
ひしぃっ!!!

フエゴレオン「何故ここまで波長がぴったりなんだ?;
似た者義姉弟だからか?;」



どこまで行っても、そういった所だけは変わらなかった。


というより…

フエゴレオン(いい加減に離れろ。
レオがケイトへ頬ずりをすることに対して、怒りが収まらないんだが?;)ぐぬぬ


苛立ちと共に睨んでいると



レオポルド「ぱあ)兄上とも後でしましょう!^^」るんるん

フエゴレオン「いや、そうでは…;」
ケイト「私ともやろう!^^」

頬ずりをしたいのだと勘違いされた。


いつものことだが、やはり慣れん…;

そう思いながら、冷や汗交じりに腕組みをしたまま溜息を零した。


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