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八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第15章 ページ15、喪失





~再会~


魔法帝の葬儀を終えてから、一時宮廷へと帰ったことで

私達はレオと再会した。



ケイト「レオ!」

レオポルド「姉上!兄上!(ぱああ)

今お帰りに!?」だっ!!

ケイト「うん」

フエゴレオン「今帰った」


レオは玄関先で待っており、それに声をかけると嬉しそうに駆け寄ってきた。



レオポルド「姉上、兄上…
今夜は一緒に寝たいです!!サー!」びしっ!!(敬礼)

フエゴレオン「何故そのやり方を再びやるんだ?;
(懐かしいのは解るが」

そのやり方(273ページ参照)とは、前にやっていたことだ。


ケイト「私もだ!!サー!!」びしっ!!(敬礼)

フエゴレオン「何故お前までやる必要が!?;)・・;」

冷や汗交じりに見守る中

私を挟んで、次々にレオとケイトは言い出した。



ケイト「一緒にお風呂に入りましょう!!サー!!」
レオポルド「一緒に紅茶を飲みましょう!!サー!!」
ケイト「一緒の布団で眠りましょう!!サー!!」
レオポルド「二人とも大好きです!!サー!!」

フエゴレオン「だから何故それを繰り返す!!?;

というより、ツッコみ要員を増やせ!!!!」


私に幾度となく言い続けてくる二人に、冷や汗交じりに言われる毎に顔を向け

最後に心中の叫びを露わにしつつも、必死に声に出した。


すると…



ケイト「っぷw」

フエゴレオン「ぷ?」きょとん

レオポルド「あっはっはっ^^」
ケイト&レオポルド『あっはっはっはっはっはっ!!^^』

いつもの光景に、笑いが吹き出し

それに私は一時唖然としていたが、朗らかな笑いとその光景に…


フエゴレオン「ふっ…ははっ^^」

私もまた、笑った。




するとレオは安心したように笑って、私達と一時離れて距離を取ってから



レオポルド「おかえりなさい!!兄上、姉上!^^」だきっ!!

ケイト&フエゴレオン『ただいま^^』


そう叫びながら嬉しそうに跳びついてくるレオを二人で受け止め、笑いながら応えた。




そうして、一日だけ

私達三人はそろって、平和な時を共に笑いながら過ごした。



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