八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第14章 ページ14、海
その二人を引きはがしたくて、私はおもむろに持ってきたものを取り出した。
フエゴレオン「ここにスイカがあるんだが、一緒に食べないか?」
ケイト「わかった!スイカ割りしよう!!」キラキラ
フエゴレオン「?スイカ割り?」
ケイト「うん!!
スイカ割り…
それは、目隠しした状態でスイカがどこにあるのかをわからなくしてから、手にした棒で割るいかした行事だアアアア!!!」
ヤミ「行事じゃなくて遊びな」溜息←ノゼルと同様に誘われた
ノゼル「なぜ貴様がここに居る?異邦人」ゴゴゴゴゴ
ヤミ「ああ?
俺はケイトの親友で呼ばれたからここに居るんだが、文句でもあんのか?」ゴゴゴゴゴ
ばちばちばちばち
なぜこうもライバルが多いのだろうか…;
この現象に、私は頭を悩ませていた。
魔法帝「やあ。僕が護衛に来たからには絶対大丈夫だからね。
なんたって、全部の思考を読めr
おえええええええええええええ」
ケイト「えええ!!!?;」
魔法帝「人が多過ぎて酔った;;」
ケイト「ダメじゃん!;意味ないじゃん!!;」たらたら
駆けつけた魔法帝にツッコみ合う二人と
未だに火花を散らし合っている二人…
そして……
レオポルド「兄上、姉上が欲しいです。
誕生日プレゼントとして、結婚させて下さい」キラキラ
フエゴレオン「ダメだ!!」くわっ!!
レオポルド「ええ!?;」
フエゴレオン「それだけは死んでもダメだ!!!・・」ぎんっ!!
誕生日プレゼントと称して、予期せぬことを求められた;
ケイトはモテているとはいっても、そういった一部だけだし
育った環境もあってか、自分が惚れられるなど思ってもないのだろう。
気持ちをストレートにぶつけなければ伝わらんからな。
(「好きです!結婚を前提に付き合って下さい!!」とか)