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八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第14章 ページ14、海




ヤミ「おかげでお菓子に対する舌が肥えちまったんだよ」ちっ←悪態

フエゴレオン「ならばまたおいしいものを持って行こう」微笑←善意

ヤミ「…ありがたいけど、どうなんだろうなこれ;」
フエゴレオン「?」

何を言いたいのか解らず、?を浮かべるばかりだ。


ヤミは一体、何を言いたいんだ?



もしかすると…

お菓子ばかりで飽きたのだろうか?


そう考えながら顎に手を当てていると、新たに来客が訪れたようだ。



ケイト「あ、ノゼル!
あのね、フエゴレオン誕生日だからピアス似合いそうだなって思うの択んでプレゼントしたんだよ!」

ノゼル「私の時もそうしろ」なでなで
ケイト「わかった^^♪」

フエゴレオン「ぎり)…」ぎろっ

ノゼル「…」ぎろっ

ばちばちばちばち


ケイト「?何で魔同士がぶつかり合ってんだろ?」
ヤミ「お前の鈍感さには神も真っ青だろうよ」
ケイト「え?そんなに私って凄いの!?

やったあ!^^//♪」万歳

ヤミ「逆だからな?褒めてねえからな?;」

レオポルド「姉上にそれは通用しませんよ;
ミモザとノエルから取り合いされててもモテてるって自覚ありませんでしたし」
ヤミ「重症だな。もはや末期だ」


そう淡々と呟かれる会話を耳にして、ツッコみたい心境に駆られながら



フエゴレオン「…何の用で来た?
ケイトをそそのかしに来たのか?」

ノゼル「………やる」
ぽいっ


投げ渡されたのは…

誕生日プレゼントもとい、山の幸だった。


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