八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第14章 ページ14、海
ケイト「フエゴレオンに似合いそうだから^^
思わず衝動買いしちゃった♪
やっぱり似合いそう」
上機嫌でルンルンと身体を左右に揺らしながら喜んでいた。
そんなケイトを横目に
『やはり、見ているだけではもったいないな』
そう思って、今つけてみようとしだした。
ケイト「ちょっと待って!;
今すぐつけるのは危ないよ!!;
耳に穴開けなきゃだし!痛いかもしれない!!;
ごめんね、せめてイヤリングの方がよかったかもしれない!!;」
フエゴレオン「いや、イヤリングはイヤリングで外れてなくなることもある。
どちらかと言えば、こちらの方が嬉しかったんだが」汗
ケイト「どっちが正解なんだろう;
というか、痛くないように穴開けてくれる所ないかな;
炎で金属焼き付けてなんて痛すぎるよ;
痛い思いさせるなんてやだよおおおお;;わああああ;」あわあわおろおろ
半泣きになりながらおろおろとしだすケイトに…
いつものように私は苦笑した。
フエゴレオン「私が嬉しいと言っているんだから正解だ!
堂々としろ!!」微笑
ケイト「う…うん!」
フエゴレオン「…それにしても、こういうプレゼントがもらえるとはな」なでなで
ケイト「えへへ^^//」
そう言いながら
後ろに居るケイトの頭を撫でると、いつものように頬を緩ませながら笑いだした。
レオポルド「兄上プレゼント~!タコさん!」
フエゴレオン「!?;」
レオポルド「ヤミさんに釣りに連れてってもらったの!
初成功!!//」キラキラ
フエゴレオン「あ、ああ。よかったな;」たらたら
敬語が抜けるほど興奮して叫んでくるレオに
素手で掴んだまま、まだ生きているタコを差し出され
初めて見るそれに、冷や汗が止まらなかった。