八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第13章 ページ13、誓いの印
ケイト「?何でマントを?」きょとん
フエゴレオン「胸元を見てみろ;」
ケイト「ちらっ)うわっ;全開!!;」
フエゴレオン「それで隠せ」
そう言いながら、私は立ち上がった。
すると、ケイトはそれにつられ、視線を上にあげた。
フエゴレオン「帰ろう」すっ
そう手を差し伸ばしながら、太陽を背に、笑って言うと
ケイト「…うん!^^」
嬉しそうにその手を取り、ケイトは立ち上がった。
迷いの晴れたような笑顔を見て、喜ばしく感じた。
フエゴレオン「帰ったら何を食べる?」
ケイト「フエゴレオンの口!」
フエゴレオン「なっ!!??//
結婚してからだと言っただろう!!
まったく、お前という奴は…//」ごにょごにょ←でも嬉しい
ケイト「一緒に居たい^^」ぎゅ
そう言いながら
私の左腕に両腕を絡め、肩に頭を乗せてきた。
フエゴレオン「…後で一緒に風呂にでも入るか?」
ケイト「うん!^^」
フエゴレオン「ちゃんとタオルを巻けよ?」
ケイト「わかってるってば」
フエゴレオン「のぼせそうになったらちゃんと言えよ?
私にはタイミングが解らん」
ケイト「それもわかってるって;しつこい&くどい!」
フエゴレオン「お前を心配してのことだ!」
そう歩いて、私が突入時にあけた穴から出た。
白い光に照らされる中、私は確信した。
ケイトとなら、何でも乗り越えていけると…
どんな時でも笑って、安心できると……
ケイトも同じようで、私に黙って笑いかけていた。
そうして私たちは、笑い合いながら帰途へ着いた。
『これからも、共に――』
互いに、そう願いながら――