八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第4章 ページ4、家族
どっごぉおおおおおお
凄まじい音と共に、龍星群とも思えるような流れ星が見え
全て空気摩擦で燃え尽きるにしても、恐怖さえ憶えるようなものだった。
ケイト「…綺麗な流れ星。
龍星群かな?」
光と共に降ってくる星々に…
私とシスターは唖然とするばかりで
反応を返すのに、数秒ほど時間がかかった。
テレジア「とりあえず今の技は禁止だよ!」青ざめ
ケイト「何で?」きょとん←自覚なし
テレジア「あんたの必殺技でぶっ飛んだんだよ!;
近くにあった星の内の一つが!;」
ケイト「あー、だから星の破片が降って流星群に」
フエゴレオン「今気付いたのか;」
ケイト「うん」
遠くを見る時のように、目の上に手をかざしながら返してきた。
テレジア「ケイトといったね。
属性は一体何なんだい?」
どうやら、興味を持ったようだ。
確かに、あれほど魔をうまく扱えるのを見たのは初めてだし
興味を持つのもよくわかるのだが…
ケイト「わかんない」
テレジア「わからないのかい!?;」
ケイト「うん、というか用事があったんじゃないの?
(はっ!)
話はそれからの方がいいんじゃないですか?
ついつい戦いたくなって、それに付き合わせて邪魔してしまってすみません;」おずおず&ぺこり
今更になって、我に返ったようだ。
それに、ひとまずは用事を終わらせることになった。