八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第13章 ページ13、誓いの印
レオポルド「ああ…確かに怖かったです^^;」←思い出した
フエゴレオン「あの時はどうにも、お前が頬にキスしたことが赦せなくてな」苦笑
レオポルド「?兄上もしてましたよ?頬に」きょとん
フエゴレオン「!!?いつだ!?」
レオポルド「昔兄上や姉上と最初から一緒に寝てた時
姉上が兄上にすり寄った際に、兄上の口が姉上の頬に引っ付いてました。
姉上も姉上でやりまくってましたけど」←目撃証言
フエゴレオン「!!??//;(ぼんっ!!)
…そ、そうだったのか?;」しどろもどろ&だらだら
その瞬間、一気に冷や汗が流れ落ちていき
言葉もうまく発せず、しどろもどろになってしまった。
レオポルド「はい。
一緒に寝てる時はいっつもやってましたけど…気付きませんでしたか?」
フエゴレオン「…///
ああ」
顎に手を当てて考える中、顔を赤らめていた。
レオポルド「あ、そうだ!
何なら今日は一緒に寝て下さい!!姉上と!」
フエゴレオン「あ…ああ。
本人が嫌じゃないならな」←罪悪感を感じている
レオポルド「絶対姉上、狂喜乱舞して喜びますよ!^^」←嬉しそう
フエゴレオン「…時にレオ」
レオポルド「?はい」
フエゴレオン「お前、敬語や言葉がうまくなったな」
レオポルド「修業の賜物です!(ふふん)
休暇の時には
兄上だけじゃなく、姉上からビシバシと鍛えられてますから!」腕組&得意げ
5歳でありながら、大したものだ。
そう微笑む中
レオは自慢げにそう言って、胸を張りながら嬉しそうに笑っていた。
褒められたのが嬉しかったのだろう。
改めて…
ケイトが、ここに来てくれたことに感謝した。
そうでなければ…
私もレオも、今とは少し変わっていただろうから。
そう想いながら、心の中でケイトへ感謝する中
事態が悪い方へ転がっていることなど、私は知る由もなかった。