八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第4章 ページ4、家族
ちょうど、それを周囲が知ってか
おめでたいことを祝いに、懐かしい客がやってきた。
シスター「やあ、坊や。
見かけない顔だね、この家の人かい?」
ケイト「?はい!
ケイト・ヴァーミリオンです」
初対面の人に自己紹介できるようになったのはいいが…
次の一言が問題だった;
ケイト「おばさんは誰ですか?
外見から、シスターだとうかがえますが」
シスター「おばさんはやめた方がいいよ?;
私はシスター・テレジア。
そこにいるフエ坊の教育係だったものさ」
ケイト「!
(フエ坊?フエゴレオンのこと?
ということは…)
元魔法騎士団紅蓮の女豹・テレジアですか!?
お会いできて光栄です!バトルしましょう!」キラキラ
テレジア「それはいいけれど…
随分鍛えられてる…肉弾戦に特化してるね。
魔法は勉強しているのかい?」
ケイト「ちっとも!」えっへん!
テレジア「威張って言うことじゃないよ!?;」
ケイト「あ、年配の方だから乱暴なことはできません」しょぼん
テレジア「あーもう、解ったからかかってきな!」
ケイト「えー;」不服そう
なぜかとんとん拍子に話が進んでいってしまった。
洗濯物を干す途中で、なぜそのようになってしまったのだろうか;
そしてなぜ、シスターが裏口から入って?;
疑問を残す中、私を置いたまま話は進んでいった。