第12章 ページ12、穏やかな日常

その後…


「商売あがったりだ～；；」

ケイト「…；」

賭博場でそう涙ながらに言われたのに対し、ケイトは


ケイト「半分、お返しします」

「え！；ですが…；」
ヤミ「ぎろっ）・・」

ケイト「だって、ヤミから教わらなかったらこれませんでしたし
あなたたちだって不正しなかったおかげで、これだけ稼げたんです。

どうか受け取ってください」


そうして、2500万を強引に渡したそうだ。



「ありがとうございます；；」だー

ヤミ「ったく；あげなきゃいいのに」

ケイト「ヤミもはい。半分あげるよ」
ヤミ「多過ぎるわ！！；」

ケイト「じゃあせめて100万」
ヤミ「いやいらねえよ！？；」

ケイト「…じゃあこの手は何？；」

ヤミ「あ…；（しまった、思わず掴んじまった」

ケイト「遠慮せずもらってよ^^；
いつも世話になってるんだしさ」
ヤミ「サンキュ、ちょうど金欠だったんだわ。

これで賭博場に行ける！」ぐっ！
ケイト「ちゃんとした使い道で使ってよ！？；
絶対ダメ！！

あんなの運がなかったら金どぶ捨て機じゃん！！」
ヤミ「俺の運の良さ見せてやんよ！！」
ケイト「ぼろ負けだったじゃん！；
私があげなかったら文無しだったじゃん！！；」
ヤミ「うっせえ！最後に勝ちゃいいんだよ勝ちゃ！！」


結局…


残った1250万の内、100万を情報料としてヤミに渡し

ケイトもまた100万を残して、残りの1050万のケースを片手に使い道に困っていた。



給料をもらった後のヤミ↓


結局、100万は記念にずっと部屋の机の引き出しに入れておくことにしたわけなのだが…



給料をもらってからすぐ賭博場でやってみると…

全て大外れになってしまったそうな…；