八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第12章 ページ12、穏やかな日常
ノゼル「行きたい所はあるか?」
ケイト「う~ん…
城下町行ってみたい!行ったことないから!」キラキラ
ノゼル「…わかった」←無言の抵抗
ケイト「やった~!!^^
城下町のキッカ、一度行ってみたかったんだ」キラキラ
ちなみに言うと、フエゴレオンには前もって了承を得ている。
事情を説明すると快諾してくれた。
二人きりのデートに関しては、いつもフエゴレオンと買い物とかで何度もやっていたから。
あれ?
そういえば、こうやってノゼルと二人きりになるのは初めてだっけ?
ノゼル「行くぞ。まずは何をしたい?」
ケイト「んー。
まずは食べ物食べて、それから探検!」
ノゼル「わかった」すたすた
ケイト「やっぱりノゼルってきたことあるの?」
ノゼル「昔に父上とな」
ケイト「すっごい!!」ぱああ
ノゼル「お前は王貴界から外には出たことがないのか?」
ケイト「任務以外では初めて!^^」
ノゼル「そうか。
(大分とはしゃいでいるな」ふふっ
ケイト「?
(何で笑ってるんだろ?
まあいっか、楽しもう!^^」
それから私たちは、買い物や遊戯などで楽しんでいたわけだが…
ふと、ヤミから昔教わった場所を思い出した。
路地裏の壁に触れながら、塀伝いに歩いていると
ノゼル「何をしている?;」訝し気
ケイト「ちょっと待って…(とんとん)
確か路地裏の……(ずっ)
あった、ここだ!」すっ
路地裏の壁を触っている内
一部だけ壁がすり抜けられる場所があった。
そして辿り着いたのは…
幻の、闇市(ブラックマーケット)である。