八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第12章 ページ12、穏やかな日常
だが
その当時、ケイトさんは仕事が込み入ってて大変だったらしく
ケイトさんの部屋で待つように言われ、ずっと待っていたが…
次第にベッドで寝入ってしまっていた。
起きてからすぐ、弟子入りの件について言おうとしたが
ケイトさん手作りのお菓子と麺料理につられ、その件は頭から飛んでいった。
それから後日、休日にお願いしに行ったわけなのだが
まだまだ私は小さく、鍛えるのは無理だと説明された。
最低でも16歳ぐらいにならないと、身体が壊れてしまうような修業のため
泣く泣く諦めることになったけれど
ケイト「その代わりと言っては何だけど…
魔法学校で教わる内容、いっそのこと今から教えようか?^^」
ノエル「はい!!」ぱああ&キラキラ
それからノゼル兄様にも許可をもらい
私は精進して、いつかケイトさんみたいに強くなることを決めた。
~デート~
それから後、私はノエルからある言葉を聞いた。
その件について話すと
ケイト「まさかノゼルが…
「私を友に持てたことを、誇りに想う」なんて言うなんて^^//」にこにこ
ノゼル「私がいつそんなことを言った?」
怒りを込めた低い声で尋ねられ、詰め寄られた。
ケイト「いっ?;」
ノゼル「私がいつ、誰に、そんなことを言った?」ゴゴゴゴゴ
ケイト「えっと…;」
ノゼル「誰から聞いた?」ゴロゴロゴロ
ケイト「雲行きが怪し過ぎる!!;)
ひいええええええ;(真っ青」
初めて見る、冷たいプレッシャーで怒りと共に睨んで詰め寄ってくるノゼルに
私はたじたじになりつつ、尻餅をついた。