八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第12章 ページ12、穏やかな日常
ケイト「チョコ作ったよ~^^
二人とも食べて~!」ぶんぶん
フエゴレオン「!!
そんなにベランダから身を乗り出すな!危ないだろ!!」汗
ケイト「大丈夫大丈夫^^♪
これくらいなんとも…(ちらっ)
ってわあああああああああああ!!;」真っ青
フエゴレオン「ケイト!どうした!!??;」
ケイト「高所恐怖症なんだよおおお;
小さい時に崖から下を覗いていたら
後ろから押されて崖に落とされたから、真下の光景苦手なんだよおおお;;;」がくぶる
フエゴレオン「なら無理に2階から中庭を覗かなくていい!
私が行くまでじっとして」
ふわっ
フエゴレオン「!!」
必死に叫ぶフエゴレオンを置いて
私は水銀で鷲を作り出し、それに乗ってケイトが顔をのぞかせた窓へ行った。
ノゼル「大丈夫か?」そっ
ケイト「ん…ありがとう、ノゼル」ぐすん
フエゴレオン「イラッ)…」
背中を撫でていると、どうやらケイトは安心したようで
そこにフエゴレオンが駆けつけ、見た所イライラがピークに差し掛かったようだ。
ノゼル「…」くるっ
フエゴレオン「?」
ノゼル「…」ふっ
フエゴレオン「ぶちっ)!!」
その後…
再び向き直ってから笑ったことで、フエゴレオンの堪忍袋の緒が切れ
修業と称して、戦いになったのは言うまでもない。
それから落ち着いた後に、私とフエゴレオンはチョコをもらった。