八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第12章 ページ12、穏やかな日常
ノゼル「!!…これは…」ただただ唖然
母「おいしいわね!^^」
ネブラ「これは…//」キラキラ
ソリド「おいしい!//」ぱああ
言うまでもなく喜んでいた。
それから父上も帰ってきて食べたわけだが…
突如として放たれた言葉に、私の思考は固まった。
父「これほどとは…
貴様、ケイトといったな!?」
ケイト「は、はい!
お気に召さなかったでしょうか!?;」がくぶる
父上「ノゼルの嫁に来ないか!?」
ノゼル「!!!??;」
母上「いいわね^^」
ネブラ「ぜひ」こくこく
ソリド「姉上になるの?」キラキラ
なぜか全員乗り気で
その言葉に固まっていたのは、ケイトと私だけだった。
ケイト「お、お気持ちは有難いのですが;
すみません;(ぺこり)
実は私…兄上と結婚すると、既に心に決めていますので^^;」
母「なら仕方ないわね^^;」
父「そうか…残念だな;」しゅん
何故父上がしょげるんだ;
一応、ケイトの諸事情については
ここに居る面々は知っていた。
母「またいつでも来てね。
楽しみに待ってるわ^^♪」るんるん
ネブラ「作りに来ないといたぶるわよ」
ケイト「いたぶ?;」
母上「こらっ;」
ソリド「来ないと…一緒に寝てやんないからな!」
ケイト「え?一緒に寝たいの?」
母上「そうねえ…
今夜、ソリドと寝てくれないかしら?
今はもう大雪で、帰れないでしょうし」
ソリド「そうしろ!!//」こくこく
ケイト「んー;
兄上に連絡して、許可を取ってみます」
それから連絡をした折、快諾を受け
「今夜だけケイトのことを頼む」と言伝を受けた。
その後…
ソリド「魔力のコントロールの練習をしていたら、失敗してしまいました;
ごめんなさい;」半泣
ノゼル「…そうか」
ケイトは濡れておらず、ソリドだけが濡れていたことから…
私は解った。
ノゼル(おねしょの証拠隠滅か(溜息)
おそらく
初めて一緒に寝るという興奮から、はしゃぎ過ぎたんだろうな)
そう悟ってから、私は一人溜息をついた。