八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第12章 ページ12、穏やかな日常
その数分後…
ケイト(遅くなっちゃったな、大丈夫かな;)
そんな心配と共に
ケイトが中庭の茂みに駆けつけていたとはつゆ知らず…
その頃、私はノリノリで猫じゃらしを動かしていた。
フエゴレオン「はっはっはっ!
その調子だ!!」
子猫「にゃあああああああ!」だだだだだだだ
ケイト「?
(何か盛り上がってる…」がさ
少しだけ、草陰から見えないように覗いてみると
そこには…
フエゴレオン「ほら動きが遅れているぞ!!
次は右、左、上、左、右だアア!!
しっかり合わせろ!」
子猫「みゃああああああ!!><//」大興奮
まさかのスパルタ!?・・;
フエゴレオン「よぉし!いいぞ!!
それ、今度は右だ!!
変化についていけ!」
子猫「にゃあああああああ!!><//♪」
とっても楽しそうに
子猫もフエゴレオンも、笑いながら遊びに夢中になっている光景に…
ケイト「ぶふ~っ!!//」←吹いた
フエゴレオン「?
…何か物音が?」がさがさ
ケイト「ぷ…くくっ//」ひくひく
フエゴレオン「!!!??//;」
草陰をのぞいてみると、そこにいたのは
笑い過ぎてお腹が痛くなり、腹を抱えて倒れているケイトだった。
ケイト「ぶくくくっ//」ぷるぷる←痙攣中
フエゴレオン「み…
見ていた、のか?////;」ドキドキ
ケイト「う、うん//」ぷくくっ
フエゴレオン「忘れてくれ!!//;」
ケイト「え~。いや、でも
フエゴレオン「忘れろ!!//」
ケイト「でもねえ~」によによ
フエゴレオン「頼むから他言するな!!;」
ケイト「可愛い//」くすくす
フエゴレオン「この通りだああ!!;」ずさあああ!!
そんな時、たまたまそこへ通りがかったレオは
子猫が、地面に置かれた猫じゃらしにじゃれながら噛み付いている光景と
真っ赤になって笑い転げている姉上へ
恥ずかしさのあまり、必死に兄上が土下座する光景を
同時に目撃したのだそうな…^^;