八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第12章 ページ12、穏やかな日常
つい先ほどまで…
ケイト「ほらこっちだ~^^♪」左へぐるぐる
子猫「にゃー!^^♪」だだだだだだだ
ケイト「ほら今度はこっち~!^^♪」右へぐるぐる
子猫「みゃー!^^♪」だだだだだだだ
上機嫌に左へ右へ、ぐるぐると回しながら移動させ
それに子猫は必死にじゃれつき、どちらも楽しそうに見えたのだが……
ケイト「ごめん、敵襲だ!
いってくる!」
フエゴレオン「!
待て!;
なぜ私に猫じゃらしを渡す!?;」
ケイト「それまで子猫の相手をお願い!」
フエゴレオン「なっ!;
私はやり方など;」
ケイト「さっき見せたから、フエゴレオンなら大丈夫!
いってきまーす!!」しゅんっ
光同化魔法で光と一体化し、光速移動して消えるケイトに…
取り残された私と子猫は、一時茫然としていた。
フエゴレオン「…;」汗
一体、どうしろというんだ?;
そんな想いと共に、猫じゃらしを持ったまま、額に汗が流れた。
だが
子猫「にゃー」すりすり
フエゴレオン「ん?
どうした?」しゃがむ
子猫「みー」じー
子猫が私へすり寄り
それにしゃがんで目線を合わせると、ジッと私の手にある猫じゃらしを見つめてこられた。
フエゴレオン「…遊びたいのか?」
子猫「にゃ」
その言葉に頷いたようにも感じ、少し猫じゃらしを動かしてみると
子猫はそれにつられて、顔を左へ右へと動かし始めた。
そんな子猫に…
私は……