八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第12章 ページ12、穏やかな日常
弱った!!;(頭抱)
こういった類の話は、その一言に尽きる。
ただのキスでさえも、ああなんだぞ私は!!
一体どうしようというんだ!;
母上は何を考えているんだ!!!;
その瞬間、視界に母上(部屋の外にいる)の姿がよぎった。
母上「ごめんね、フエゴレオン^^;」両手あわせ
ごめんで済むか!!!!!;
そう叫びたい気持ちを必死に押さえる中
ケイトは暢気に…喜んでいた;
ケイト「えへへ^^//♪
年明け一番の質問だ~^^♪」にこにこ
私にとっては史上最難関の砦だ!!!;(真っ青)←真剣
考えろ(とんっ)←壁に拳をつく
冷静に考えるんだ!!フエゴレオン!!(かっ!!)←もう既に冷静さを見失っている
ケイト「?
なんで壁に左拳当てて、それに額つけてるの?」きょとん←気付いてない&それぐらいフエゴレオンと二人きりなのが嬉しい
フエゴレオン「考えろ、考えるんだ」ぶつぶつ
ケイト「?」首傾
私はケイトの問いに答えられるほどの余裕もなく、必死に考え続けていた。
ケイト「それぐらい難しい問題なのかなあ?」
そう呟くケイトを尻目に
私の思考は新年早々、これまでにないぐらい活発化していた。
ケイトはまだ性行為というものを知らない。
15歳という年齢になってまで知らなかったのは、そういった知識から遠ざける方針の家だからだ。
月経についても、身体が子供を宿せるぐらい成長した証と言われて納得する有様だ!!
考えろ…
どこまで説明して、どこまで理解を進ませればいい!!!??(くわっ!!)←真剣に考え過ぎるあまり、これまでにないぐらい目を見開いている