八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第12章 ページ12、穏やかな日常
ケイト「誕生日いつ?何歳になる?」
ノエル「11月15日…で、4歳」
ケイト「へえ~。
(3歳なのに)賢いんだな^^」
ノゼル「お前よりはな」
ケイト「ぐさっ!!)ひどい;」ずううん
それよりも驚きなのは
このような異様な光景の中でも動じない、その子の豪胆さだと思うが?;
兄が血みどろで生首を持っていれば、普通の子供は泣きじゃくるぞ?
しかも今抱き上げているケイトはドラキュラの仮装で
口元に血だってついているのに、その子は顔色一つ変えてない;
ノエル「…」じー
フエゴレオン「?む。何だ?」
ノエル「…猫男さん?」
フエゴレオン「いや…フエゴレオン・ヴァーミリオンだ」
ノエル「王族…
ケイトさんはハーミット一族だって有名だけど。
初代国王の再来」
ケイト「ん?ああ、そうだね^^;
もうすぐで誕生日だな。何が欲しい?」
ノエル「あなたの手料理がおいしいと、兄様と姉様がよく言っていました。
食べてみたいです、麺料理」
ケイト「ん?お目が高いねえ(キラン)
よかろう!!
誕生日と言わず今日!お前たちのために作ってやろう!!」
ノエル「!!//」ぱああああ&にこにこ
余程嬉しいのだろう。
とても嬉しそうに笑い、頬を赤らめていた。
かく言う私もノゼルも、食べれるのなら嬉しい限りで頬を緩ませていた。
ちなみに、ケイトの麺料理で絶品と言える大きな理由は
まるで麺が先程まで生きていたかのように
ぷりぷりして歯ごたえもあり
何度つゆにつけても透明さを失わないほどの、素晴らしいものだからだ。
私もレオも気に入っていて、麺と言ったらケイトが浮かぶほどだ。