八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第12章 ページ12、穏やかな日常
~ハロウィン~
ハロウィン、という珍しい行事がこの国にはある。
毎年、10月31日に子供は仮装し
他の家へとお菓子をもらいに行くという行事だが…
今年15歳になったケイトは無論…
ケイト「シルヴァ家へ突撃だー!!(キラン」びしっ!!←ドラキュラ
フエゴレオン(なぜこうなった;)汗←猫耳つけられた
参加する気満々のようで、私はそれに巻き込まれていた;
というのも、数分前…
ケイト「はっ!!)私…
一度もやったことがない!!;」
フエゴレオン「?何をだ?」
ケイト「仮装!!お菓子!いってくる!!
兄上も付き合って!!」
フエゴレオン「な!!?;」
ケイト「ほら、これつけてつけて!!」
なぜか猫耳と尻尾を取り付けられた。
要するに、ハロウィンを行ったことがないと言いたいんだろうが…;
何故それに私が付き合わされなければいけないのだろうか…;
そう思う最中、難無くシルヴァ家へついた。
(引きずられていった)
そして出てきたのは…
自分の生首をもって血だらけになっているノゼルだった。
フエゴレオン「…;」
ケイト「・・;」固まってる
ノゼル「trick or treat」
ケイト「うっ;
うわあああああああああああああああああああ;;
ノゼルの首がああ;;首があああアアアアアア;;;
うわあああああああああああん;
ノゼルが死んじゃったあああああああ;;
わああああああああああああああああ;;;」
私は仮装だと解ったが、ケイトはそうではないらしく…;
その場にしゃがみ込み、滝のように涙を流しだした。
後にノゼルに聞いた所によると
10月5日にケイトへ礼を言った時にやられたことへの、些細な仕返しのつもりだったらしい。