八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第11章 ページ11、白の鳳凰
~おまけ・その後の雑談(2ページ)~
『強い上に研鑽怠らねえ奴って…ある意味無敵だよな;』
ふと、そう思いながら手を止めていると
ケイト「隙だらけ」
こんっ
右手に持った脇差の柄で、頭を軽く小突かれた。
ノゼル「やる気がないなら失せろ」
ヤミ「あ?バリバリあるわ。
ってか黙ったままじと目で睨むのやめろ。
何か見てて腹立つんだよ」イラッ
どーだかって目で睨んでくるノゼルに苛立ちと共に呟く中
ケイトが「まあまあ」と間に入ってきた。
ケイト「っていうか、鳳凰って基本五色なんだよね?
白一色が珍しいのって何で?」
ヤミ「そりゃなかなか見ねえからだろ」
ケイト「結論、それ?;」
ヤミ「ああ。
赤一色のは朱雀っていうが
鳳凰は四霊のひとつだが、朱雀は四神のひとつって感じで、全くの別物だからな」
ケイト「へー」
ヤミ「そういや、何でリバースって命名したんだ?
理由あんのか?」
ケイト「普通なら「魔」から「魔法」って流れで発動させるでしょ?」
ヤミ「?ああ」
何当たり前のこと聞いてんだ?
ケイト「それを逆転させるから」
ヤミ「なるほど」
逆転=リバースか。
なるほど、納得いったわ。
それにノゼルも納得がいったような顔をしていた。