八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第11章 ページ11、白の鳳凰
ケイト「衝撃伝達魔法の中でも、魔法無効化&生物気絶させる
「砕牙一閃」って命名したのにも理由があってね?
全てを砕くかの如く無効化し、たった一閃で終焉をもたらす牙という意」
ヤミ「その一言だけで十分だろ」
ノゼル「随分安易な名前なんだな」
ケイト「シンプルイズベスト!b(ぐっ!)
そういった名前なら絶対忘れないから!」
ヤミ「忘れっぽいしな」
ケイト「むっ)そんなことないよ!;」
ヤミ「んじゃ俺と出会った時の台詞、一字一句間違いなく話してみろ」
ケイト「うっ!;(たじっ)
えっと…;
「寿司食べたい」?;」おずおず
ヤミ「大外れだボケ。
異邦人ってマジかって聞きに来て、スパイだなんだの警戒心カケラも示さなかったろ。
寧ろその知識は後で教え合いになったろ、思念伝達魔法で。
挙句の果てには出会ったその日に大親友確定だったし」じとー
ケイト「え?;
そんなに急だったっけ?;」
ヤミ「お前という存在そのものが急だ。
来るのも急、友達なるのも急」
ケイト「がーん!!)ひどい!!;」
ヤミ「何で涙目になってやがんだ。
そんな風に表情コロコロ変えるから面白いって言われんだよ」
ケイト「ヤミ以外に言われたことないよ!!;(ぐすん」半泣
ノゼル「それよりも修業だろう、来い(淡々」溜息
ヤミ「若干呆れ気味に言ってんじゃねえよ、プライドの塊さん」
ノゼル「黙れ。
貴様はいずれ私が処刑してくれる。
首を洗って待っていろ、異邦人」
ケイト「だ~か~ら~!!
私がさせないって言ってんじゃん!!
もお!」若干怒
うん……
なんだかんだで…
その日一日、結構楽しかった気がする。