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八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第10章 ページ10、入団試験





ケイト「なんで…なんで試験会場に魔法帝が!!?;」

魔法帝「あっはっはっ^^

驚かせたかい?」
ケイト「驚くわ!!;誰でも!」


「どういったご用件ですか?

今は、魔法騎士団の入団先を決める所で…」

魔法帝「…もし、そうだとして

彼女が決めた先に入って、誰もが納得するかな?」


『!!』

「どういうことですか?」


魔法帝「彼女の戦闘力は…

魔道士100人以上の強さを誇る団長クラスをも
一瞬で瞬殺できる、「無類の強さ」を誇っている。


僕が相手だとしても…」すっ

ケイト「!!」ぴくっ
がきぃん!!!!


ががががががががががががががががっが
すっ
どごぉ!!!!!


びしびしばぎぎぎぎぎぎぎぃ!!!!

びゅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!



ヤミ「ひゅー♪(口笛)

すっげえ(にや」ぞくぞくっ


一瞬、何が起こったのか解らなかった。



それこそ、最後に吹き荒れる風に吹き飛ばされないようにするだけで

いっぱいいっぱいで…




ヤミさんに説明してもらったところによると



最初、一瞬で詰め寄りつつ
魔法帝は空間ごと吹き飛ばす魔法をぶつけ、姉上はそれを刀で防ぎ

その次の瞬間
瞬く間に魔力を纏って強化された拳や蹴りなどが交差し合い続け

すっ、と身構えた瞬間、魔力を手の平へ一点に球状に集中させ
互いに同時にぶつけ合った。


それから後
足場にしていた床が耐えきれずに割れていき

次の瞬間には、二人の周囲の空間までもが耐えきれずに消滅し
そのあまりにもの変動に
周囲の空気は耐えきれず会場全てを吹き飛ばすばかりの衝撃波が巻き起こり、凄まじい風が巻き起こった。


らしい。




あまりにも超人的過ぎる一瞬の戦闘に、周囲は呆気にとられるばかりだった。


(時間を見ると、それらは総計して5秒だった。

最初のは0.1秒(防御)、次に0.5秒(交差)、その次が0.4秒(床崩壊)、最後に4秒(空間消滅、風と衝撃波が巻き起こる))



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