八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第9章 ページ9、誕生日
ケイト&魔法帝&レオポルド『おお~!!!』拍手
三人はヤミの説明に
なんだかわからないが凄いんだと言いたげに、目を輝かせながら拍手を喝采しだした。
魔法帝「ふむふむ!
読み取るのは得意だが、もっと凄い情報があるじゃないか!
鳳凰とは「聖天子の出現を待ってこの世に現れるといわれる瑞獣(瑞鳥)」 の一つで、麒麟・霊亀・応龍とともに「四霊」と総称されている。
鳳は雄、凰は雌を指し、羽ある生物の王であるとされる」
ケイト「おお~!!//」キラキラ
ヤミ「プライバシーの侵害で訴えんぞ」イラッ
フエゴレオン「結局…鳳凰は何ができるんだ?;」汗←要点
ヤミ「ん?
確か風を司るって言われてたな。
一部じゃ赤色の鳳凰=朱雀と混合されて火もって言われてたな」
フエゴレオン「なるほど。これで説明がつくな」
ヤミ「?どういうことだ?」
フエゴレオン「ケイトは魔の感知が
「魔の支配」に発展するまでに、著しく得意だ。
風系統の魔を宿した魔道士は魔の感知が得意だから
風系統ならば説明がつくと思っていたが、創造属性だった。
風系統でさえも創造できるからかとも思っていたが、それも関与しているのかもしれん」
ヤミ「考え過ぎじゃねえか?
別にんなもん気にしなくたっていいだろ。
ケイトはケイトなんだし」
フエゴレオン「ああ、そうだな。
少しばかり気にかかっていた問題だったんだ、すまん」ぺこり
そうヤミに謝りながら頭を下げると
ヤミ「本当にお前…真面目だな」
フエゴレオン「?そうか?普通のつもりなんだが」
返ってきた言葉の真意がわからず、首を傾げた。
ケイト「聖天子って何?」キラキラ
魔法帝「聖帝と同意語で、徳の高い天子ってことだよ」
ケイト「天子って何?」
魔法帝「国王ってことだよ」
ケイト「徳の高いって何?」
魔法帝「善行しか出来ない人のことだよ^^
君にぴったりだね^^♪」にこにこ←初代国王もそうだったのかなあ?と空想中
ケイト「おお~!!//♪」にこにこ←心底嬉しい
ヤミ「というかケイト、もう少し勉強した方がいいんじゃねえの?;
質問攻めになってんぞ」
フエゴレオン「ああ;また鍛え直すか」
そんな折、聞こえてきた二人の会話から
魔法騎士団入団試験が終わった後
私は、ケイトへ「勉強の修業」をさせる事に決めた。