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八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第9章 ページ9、誕生日




レオポルド「龍と刀の名前は決めたのですか?姉上」

ケイト「うん!

ドラゴンはキューイ♪
刀は…………」

レオポルド「?」

ケイト「魔法刀!」キラキラ
レオポルド「おおー!!」キラキラ

ヤミ「お前、今付けただろ!!;」

ケイト「え?そんなことないよ?;」ぎくぎくっ
フエゴレオン「本当に下手だな;嘘が」腕組&溜息


ケイト「だって…
物質も透過できるし、魔法そのものみたいな感じだし。

何より、私の意思を汲んで斬れたり斬れなかったりするし」

フエゴレオン「なるほど、それで魔法刀か」


ヤミ「そーいや、衝撃伝達魔法だっけ?

どんなんだ、あれ」←先程ぶつけられかけた

ケイト「体内に衝撃を伝えて気絶させられないかなって生み出した。

早い話が、私の生み出した「風月流の神髄」だよ。


単純な全身の力の一点集中だと1200㎏。
その上、遠心力や全身の微細な動きの変化や勢いによる力をも完全に一つになるようしているため相乗効果が生まれ、その勢いの「瞬間速度が秒速680m」と音速を超えるため本来の100倍にまで上がり、120トンになる。
ただの剛拳で、この威力だ。

その分反動が強いはずだが、その力を与えているのは「空気のみ」。
空気を介して力を伝え、空気と物質にまで衝撃波を伝えることで倒している。

これまで王宮での修業で
血や埃もつけず&魔法も一つも受けずに倒せたのは
その衝撃波を巻き起こすと同時に
その衝撃波を「身を纏う防具」にして防いでいたから。

つまり衝撃波を送って殴りつけてる相手が空気のため、反動は起こらない。
もし反動があったとしても、全身へ隈なく伝えるよう些細な変化を自力でもたらすことにより回避。


まあ要するに…

王宮での修業で身につけた、自分なりの戦い方って奴^^


最終的には、体術だけで九団長瞬殺できるようになったなあ♪
魔法帝とは互角に渡り合えてたっけ(るんるん」遠い目←懐かしがってる


レオポルド「凄いです!姉上!!」キラキラ

フエゴレオン「…一種の無敵状態だな;」

ヤミ「さらに無敵になってどうすんだ;リバース厄介なのに」

魔法帝「頼もしいねえ^^♪」にこにこ


それから数日後…

魔法騎士団入団試験が行われ、私も見に行くことにした。



今の所

例の呪術は抑えられているようだが、やはり心配の方が勝った。


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