八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第9章 ページ9、誕生日
それから…
ヤミ「まあ、誕生日から1週間遅れなんだがな」もぐもぐ
ケイト「うん、無理やりにでも突撃しに行った方がよかったかな?」キラキラ
ヤミ「くんな、俺が怒られるわ」
パーティーの開始早々に、ヤミはケーキをがっつきだした。
レオポルド「姉上の魔導書授与見せたいです!^^//♪」にこにこ
フエゴレオン「自慢したいのか?」
レオポルド「うん!^^」こっくり
ヤミ「俺も見てえ!
行きたかったんだが無理だったんだよ、魔法騎士団見学で」
フエゴレオン「そういえば見学の後
ユリウス殿の推薦で、黒の暴牛の騎士団員になったんだったな」
ヤミ「おう!手続きだかで色々あってな」
それから映像を見せると…
ヤミ「鳳凰じゃねえか!!(がたっ!!)
あの伝説の!!
白色のなんて滅多にねえぞ!!
白鳳か!」
フエゴレオン「?知っているのか?
ケイトはフェニックスだとも思っていたようだが」
ヤミ「あん?
あー、確かに鳳凰をフェニックスって言ってる異国の奴がいたが…
その不死鳥のフェニックスと、ケイトの魔導書になった鳳凰は全くの別もんだぞ。
鳳凰ってのは
俺の日ノ国に伝わってきた情報によると、確か…
徳の高い王者による平安な治世か、優れた知性を持つ人が生まれると姿を現す五色の霊鳥だ。
お前のは真っ白。
頸には「徳」、翼に「義」、背に「礼」、胸に「仁」、腹に「信」の紋があるとされちゃいるが…
お前の場合、礼だけは持ち合わせちゃいねえな。礼儀知らず」
ケイト「んな!?;」
フエゴレオン「確かに魔法帝への言葉がやや乱暴だな;」
ケイト「ええ!?;
積もり積もった不満が爆発しただけだよ!!;」
思いも知らぬところで、思わぬ情報が入った。
そして…
魔法帝「鳳凰!?それは本当かい!!?
もっと詳しく聞かせてくれないかな!!?」キラキラ
予期せぬ乱入者が現れた;