八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第9章 ページ9、誕生日
ケイト「それよりも、そろそろ着替えたいから出てってくれる?
汗臭くってべたべたして^^;」
フエゴレオン「ああ、わかった」こっくり
レオポルド「俺となりにいる~^^♪」
フエゴレオン「ダメだ」
レオポルド「兄上のけち~!//」ぷくうううう
頬を膨らませて怒る所はケイト譲りか?;
ケイト「あはは^^
また後でいくらでも一緒に居れるから」
レオポルド「約束ですよ!?それ誕生日プレゼントね!」
ケイト「わかった^^約束!」
レオポルド「はい!^^」
左手の小指を出すケイトに
レオは笑って頷き、その小指に同様に左手の小指で絡め合った。
そしてお決まりの、指切りげんまんの歌を歌ってから切って後
私とレオは退室した。
だが
ケイト「あ、魔法帝は残ってて」
魔法帝「ん?」
ケイト「話があるんで」
魔法帝「…ああ、わかった」
真剣な表情で言うケイトに、魔法帝もまた真剣な表情を浮かべて頷いた。
おそらく、ケイトにかけられた呪術の件なのだろう。
部屋の中の声を聞こうとベンチに座る中
レオもまた座って、私にもたれてきた。
それに笑って頭を撫でると、ウトウトと寝だしたわけだが…
私はそれよりも、ケイトと魔法帝の会話の方が気になっていた。
壁に耳を当てると、僅かながらに声が聞こえてきた。