八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第9章 ページ9、誕生日
それからの一週間、レオの誕生日までの間
ケイトとレオポルドは
私と今までなかなか一緒に居れなかった分、一緒に寝たり
共に過ごすことそのものが、私への誕生日プレゼントだと言い出し…
一つの問題点について、指摘することに決めた。
ずっと徹夜では困るからな;
フエゴレオン「ケイト…
胸を引っ付けないようにだけ注意してくれ。頼む」お辞儀
ケイト「?うん。
しっかり抱き着くね!^^♪」ぐっ!
フエゴレオン「違う!そうじゃない!;」
ケイト「?」
フエゴレオン「抱き着き「過ぎる」なということだ。
密着されると…(ちらっ)
その…//
色々と困る//」ふいっ
腕組みしたまま、一瞬だけ胸を見てから顔を逸らすと
やっと合点がいったのか、ケイトは笑って頷いた。
それにより
徹夜の心配は、一つだけ解決したわけなのだが…
一番の問題はレオの寝相だ;
ケイトの胸にうずもれたり、全く違う場所に行ってたり、ベッドから落ちたり
私の顔面の上に乗られた時は窒息するかと思った;
『いっそのこと、炎拘束魔法で縛るか?
いや、それでは乱暴すぎる』
そう思いながら、顎に手を当てながら考えていると
どうやらケイトは、それを読み取ったようで…
ケイト「そういえばレオの寝相って悪いんだよねえ^^;
顔面に乗られた時は驚いたよ」
まさかの同じ経験者だった;