八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第9章 ページ9、誕生日
ケイト「!!」びくっ!
そっと頬に手を添えて撫でると
それにびくつき、動揺しているかのように見えた。
その折、私はそれを安心させようと
穏やかな声で返すように意識しつつ、頬を撫でながら諭すように呟いた…
フエゴレオン「私も…ずっと、愛している。
お前だけを、変わらず……」
そう、ケイトの目を真っ直ぐ見つめながら言う中
ケイトもまた、真っ直ぐに目を見つめてくれていたわけだが…
フエゴレオン&ケイト『////』ぼんっ!←言ってて&聞いてて恥ずかしくなった
かあああああ!
私たち二人は、そろいもそろって真っ赤になり…
同時に、顔を逸らした。
ケイト「…ごめん//」
フエゴレオン「こちらこそ//」
同時に耳まで赤らんだ顔を逸らしたまま、気まずく感じた。
だが…
ケイト「…私も、愛してるよ。ずっと…//」
ポツリと呟いた愛おしい声は、難無く私の耳に入り…
フエゴレオン「!!//」
ケイト「!聞こえた!?;」
フエゴレオン「あ、ああ//」こっくり
ケイト「!!?//」ぼんっ!
フエゴレオン「言ってから恥ずかしがるのか!?;//」
ケイト「うみゅ…////」ぴとっ
耳まで真っ赤になりつつ
それを見せまいと、私の胸に顔をうずめて抱き着いてきた。
それが何とも愛らしく…
そっと背を撫でると、また身体をびくつかせていた。