八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第8章 ページ8、魔導書
ヤミ「…言っとくが、剣術とかやったことねえぞ?
漁師の息子だし」
ケイト「大丈夫。
私はとっくの昔に極めてる」
ヤミ「マジでか!!;」
ケイト「闇魔法を纏わせて斬るってことで
闇纏・無明切り(やみまとい・むみょうぎり)って感じでどう?」
ヤミ「ああ、それで頼む!」
フエゴレオン「名前よりもまずは実戦だろう」
レオポルド「ねえねえ、姉上」
ケイト「ん?どうした?」
レオポルド「…何か出てる」
ケイト「ん?」
そう指さされる先には…
何かの先っぽが、ケイトの魔導書から出ていた。
ケイト「なんだこれ」
ずっ
引っ張ると、それは何の抵抗もなく抜け出たようで…
今までに見たことのない形状をした、鍔まで全てが白銀に輝く「抜き身の刀」だった。
ヤミ「おお~!
日本刀じゃねえか!!」
ケイト「へ?」
フエゴレオン「日本にしかない刀なのか?」
ヤミ「ああ!武士が腰に差してる奴だ!
懐かしいな~。久方ぶりに見たぜ!」
そう興奮気に、嬉しそうに言う中
刃長42cm
反り1cm
といったように、訳の分からない単語を教えられた。
各々の長さだということはわかるが…反りとは?;
ちなみに全長は56cmだった。