八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第8章 ページ8、魔導書
再会してから後
黒の暴牛のアジトからそんなに離れていない開けた原っぱにて、一度ヤミへ魔法について教えることになった。
魔法帝「いやあ~伝える方は苦手でね?
助かったよ、本当に!」
後ろ頭をかきながら礼を言う魔法帝だったが
ケイト「気にしないでいいですよ。
どちらにせよヤミとは会いたかったですし」
ケイトはそれに対し、軽く答えていた。
それから「あとは任せたよ~」と、魔法帝は手を振って去っていった…
だが、やはり
それを見ていると、『…丸投げなのだろうか?』と思わざるを得なかった;
ヤミ「で?
魔法ってどうやって使うんだ?
さっきは感覚で出せたが」
ケイト「ええ!?;」
やはりまだ自分のものにできてはいないようだな;
フエゴレオン「まずはどの系統に向いているかだな。
魔法帝やケイトは補助系統が得意だが
魔力量が王族並みかそれ以上で、自然の魔を扱うのもうまかったから
これほどまでに強くなれたのだと言っても過言ではない」
ケイト「うん。
大きく分けて、攻撃か防御か回復か補助か、だね。
拘束魔法は死線潜り抜けてれば嫌でも使えるようになるわけだし」
ヤミ「いきなり多いな、情報が」
ケイト「おまけに魔に好かれてる人は色んな系統が使えるんだったね」
フエゴレオン「頷く)ああ。
全系統を扱えるのは、歴史上初代国王とお前だけらしいがな」
ヤミ「じゃあそんなに好かれてない普通の俺はどうなるんだ?」
ケイト「それを確かめるために今いるんじゃない」
レオポルド「俺も~!//」ぴょこぴょこ
何でここに居る?;
家に置いてきたはずのレオがここに居ることに、私は疑問符しか浮かばなかった。