八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第8章 ページ8、魔導書
それから半年後…
ヤミとケイトは親友同士で、よく遊ぶ仲になっていた。
釣りをしたり、ヤミの家や家具を共に作ったり
他にも肉弾戦などの修業もしているようで、見る見るうちに仲睦まじくなっていた。
そして今や、ケイトは14歳の3月
異邦人の魔導書を持っていなかったヤミもまた
ケイトとは違う場所で、魔導書授与式にて魔導書をもらうことになった。
というのも
ケイトは王貴界の王都に住んでいるが、ヤミがいるのは恵外界に住んでいるからだ。
そして私は…
父上と母上とレオと共に、ケイトが貰う魔導書を見に参列していた。
ケイトの持つ属性、「創造魔法」は注目されており
一目見ようと、私たちと同様に
王族(ノゼルたち)だけでなく、魔法帝まで魔導書塔に来ていた。