• テキストサイズ

八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第7章 ページ7、異邦人




ヤミ「大親友のヤミ・スケヒロだ。よろしく」

手を上げて普通に挨拶すると


兄「ケイトが世話になったようだな。

フエゴレオン・ヴァーミリオンだ。
ケイトのこと、よろしく頼む」ぺこり

ヤミ「ああ、よろし」


そう頭を下げかけた時、ふと脳裏にある考えがよぎった。



ヤミ「……は!?

ケイト、こいつと付き合ってんのか!?
さっき兄上って!」

ケイト「うん。
私養子で引き取られたの、父親から母親と姉上共々私も殺されたし
かと思えば蘇った時に目を覚ますと研究所で、散々嫌なことされたし

その次には故郷がなくなるし、故郷に居た人たち全て殺されちゃったし」ずううううん

フエゴレオン「きついなら無理に語るな;」ぽんぽん

ケイトはまた両膝抱え込んで沈み込んでるし
その頭をフエゴレオンはポンポンと優しく叩きながら撫でてるし

そして弟のレオ?も同じように、兄の真似して撫でてるし…


まあ、仲のいい家族なんだろうな。



ヤミ「というか…

何で三人そろってペアルック?」


見事に同じ格好だな。


気になる質問をぶつけると、簡単に答えが返ってきた。



ケイト「ああ。

私女だから、スカートとか薦められたんだけど…
やっぱりズボンじゃなきゃどうにも嫌でさ;動きづらいし;」

ヤミ「それで一族の格好がそれってか?」

ケイト「うん。

それよりトランプしよ^^♪」


そんでもって…

ババ抜きをやることになったわけなんだが……


無駄なまでに分かりやすい結果になった。


/ 484ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp