八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第7章 ページ7、異邦人
それを見て、俺は…
悪い気はしなかったわけで。
ヤミ「人として成長するため、か…
悪くねえ)
わぁったよ。付き合ってやる」にっ
ケイト「ありがとう^^」
ヤミ「お前の家でデートだな」にや
ケイト「!違うよ!;
私はフエゴレオンと付き合ってるから×!」あせあせ
腕でばってん作るケイトに…
「堅物だな」と悪態をつくと
「堅物で結構!」と叫ばれた。
どんだけ真っ直ぐなんだよ、こいつは…;
そう思う中、ケイトは俺の手を取って
真っ白な光に包まれたかと思えば、気付けば立派な豪邸の中にいた。
ヤミ「…広っ!;でかっ!;」
広い上に本当にデカい。敷居も高けりゃ全部広い。
庭に池なんて作るもんの気なんざ知れねえが…
とんでもない場違い感がした。
ケイト「兄上~」こんこん
「入れ」
扉をノックすると、中から男性の声が聞こえた。
ばぁん!!
開けるの荒々しいな;
嬉しさのあまり目をキラつかせてやがる;
ケイト「外で親友できた!」ぱああ&にこにこ
兄「!本当か?」
でかいな。
ケイト「うん!」
「姉上姉上~!」
その部屋の中から今度はガキか…
これでさっき言ってた弟か?
ケイト「レオ!^^
ただいま!」はぐっ!
レオ「姉上おかえり~^^」にこにこ
案の定だな。
兄「ほっ)来てくれて助かった。
ちょうどレオがケイトのことをねだり出した頃でな。
早退させてもらったのか?」
ケイト「うん!
あと大親友、連れてきたから!」
そう言いながら、手を引っ張られて
ケイトに抱き付くケイトの弟と共に部屋の中に入れられた。
俺、タンクトップにズボンだけなんだが;