八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第7章 ページ7、異邦人
ケイト「トランプとか、色々とやってみない?」
ヤミ「は?」
ケイト「ちょうどいいからおうちに遊びに来てよ!
光同化魔法で一瞬で入って、光屈折魔法で透明にしてやる」にやり
ヤミ「…;
何させる気だ?」
ケイト「弟とトランプしたい~^^」
ヤミ「寺子屋みたいなもんは行かなくて良いのか」
ケイト「うん。
先生が大事を取って早退しなさいって。
もう既に卒業レベルだから問題ないって言われた」
ヤミ「それはそれで反感買いそうだな;」
ケイト「私の周囲は皆そんな感じでレベルは高いよ。
皆、無理せずに昼から休みなさいって言ってくれたし。
怪我がひどくない限りそれはそれで別」
ヤミ「…で、家に直行するよりも異邦人の話を聞きたいってか?」
ケイト「イエス!b」キラーン
ヤミ「;お前、奔放だな;」
ケイト「そりゃあ…世界は広いし。
この国に閉じこもるばっかで
それ以外の生き方も知らないし、文化も言語も知らない。
知識を広げるためにも、学んで広い視野を持つためにも
家に帰って休むより、ヤミの所を訪れて知った方がいいって思ったんだ」微笑
海を真っ直ぐ見ながら笑って語るそれは、とても真剣で
人として生きるために、生きようとしているように見えた。