八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第7章 ページ7、異邦人
チョップを受けた後の出来事↓
ケイト「…;」ぐるぐる&ばたーん
ノゼル「…;」
フエゴレオン「邪魔したな」
そう気絶したケイトを背負って立ち去ろうとする中、ノゼルが呼び止めた。
ノゼル「おい」
フエゴレオン「?なんだ?」振り返る
ノゼル「…そこのバカに伝えておいてくれ。
「ありがとう」とな」
若干、笑みを浮かべていたらしい。
フエゴレオン「感謝していたのはこちらの方だ。
「ノゼルが居なければ、それに怒るのが当たり前だってことさえ気づかなかっただろう」と、散々感謝していることを自慢げに言っていた。
ケイトにとって、誇りに想っているんだろう」
ノゼル「…そうか」
フエゴレオン「…例の噂は聞いている。
母上が死んだそうだな。
すぐにとは言わないが、いつものように接してやってくれ。
それがケイトにとって、一番の幸せだろうからな」
ノゼル「…考えておく」
フエゴレオン「ケイトが済まなかった」ぺこり
ノゼル「いや…
少しばかりだが、助かった(微笑)
礼を言う」ぺこり
力なく笑って、礼を言うノゼルに…
「力になれたのなら、何よりだ」と笑って、フエゴレオンはケイトと共に去っていった。
そんな12月30日から次の日…
大掃除と称して
私が父から殺される前、私へ暴言や暴力を振るってきた連中を、一族丸ごと抹殺したらしい。
「王族に逆らうだけでなく、侮辱し暴行を何年も行った罪」に対する処刑として触れ回られていた。
が
それを知ったのもまた2月上旬の魔法帝と会った時で、魔法帝を介してだった。