• テキストサイズ

八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】

第7章 ページ7、異邦人




ヤミ「え?もしかしてお前ボンボン?;」

ケイト「やったことないだけだよ!

山の中で食べれるものを探すのならやったことあるけど」


ヤミ「あー。山育ちなのか」

ケイト「王都の中でも田舎の所育ちだったし!
今はもうないけど」しゅんっ(肩落とす)

ヤミ「へー…

って王族かよ!?;」

びっくりした。


驚きのあまり目を向けると、本人はまったく気にしていなかった。


ケイト「え?ああ、そんな感じ」

ヤミ「マジかよ。

だったら異邦人取り締まらなきゃじゃねえか」

ケイト「?漂流者を何で取り締まらないといけないの?」

ヤミ「は?」

ケイト「別にいい人だから必要ないと思うよ?」


……マジでか。

底抜けのバカなのか?こいつ


え?信じてるってこと?



本当のバカなんじゃねえのか?こいつ。



ケイト「あ、そんなことより釣り竿引いてるよ!」

ヤミ「っといけねえ!」


そんでもって引いてみると…

イカっているもんなんだな。



ヤミ「刺身にして食うか」

ケイト「想像してみて、やってみる」

ヤミ「え?できんの?」

ケイト「うん。っていうより食べてみたい(ぱあ」

ヤミ「助かるわ。醤油ねえから焼くばっかだったし。
ちょうど味に飽きてきたとこ」

ケイト「こっちも助かるよ^^
食べてみたかったし」にこにこ


でもって…


俺等は笑って刺身を食べながら

日本語や、互いの文化とか教え合ったわけなんだが……




生まれて初めて会った不思議な奴に、俺は興味がわいた。



/ 484ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp